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ビバリウム (洋画/精神崩壊!極限の…)
2022-01-25 (Tue)
トムとジェマは新居を探している若いカップル。ある日ふたりは、ふと立ち寄った不動産屋から、全く同じ家が延々と並ぶ住宅地<ヨンダーYonder>を紹介される。勧められるままに現地をたずね、さて内見を終えて帰ろうとすると、ついさっきまで案内してくれていた不動産屋が見当たらない。不安を覚えたふたりは、帰路につこうと車を走らせるが、どこまでいっても景色は一向に変わらない。ふたりはこの住宅地から抜け出せなくなってしまったのだ―。そこへ送られてきた宅配の段ボール。中には誰の子かわからない生まれたばかりの赤ん坊と謎のメッセージが……。
製作: 2019年/ベルギー・デンマーク・アイルランド合作
監督: ロルカン・フィネガン
出演: ジェシー・アイゼンバーグ, イモージェン・プーツ, ジョナサン・アリス
観た感想は……。
トワイライトゾーンとか、日本で言うなら「世にも奇妙な物語」みたいな作品かな。
ジェマとトムが不動産屋に立ち寄ったシーンから、不気味で不穏な雰囲気に包まれていく……。
全く同じ家が延々と並ぶ街並みも、不気味だけど……。
それよりも"雲の描写が、とても気持ち悪い"です。
突然、送られてくる段ボール箱に、赤ちゃん、何もかも……(゚д゚|||)
大人になるまで育てたら自由の身になるって、何年後なのよ!?
でもその子供は凄い速さで成長し、お腹が減ると不快な奇声を上げる。
この息子、ヤバい!!
明らかに人間じゃない、得体の知れない「何か」を強制的に育てさせられるって、相当のストレス。
あの環境と状況……
観ているこっちまで、頭がおかしくなりそうで。。。
何が何だかわからないのが、1番怖いなぁ〜て思った。
冒頭のカッコウの托卵のシーンが映されるけど……。
カッコウは、子育てをしない。卵を抱いている他種の鳥の巣に、こっそりと自分の卵を産みつけ、ヒナを育ててもらう。
親としての義務を逃れる托卵(たくらん)行動で知られる鳥・カッコウ。
この映画は、その育ての親を人間に置き換えたら……みたいな描き方かなぁ~。
人間じゃない「何か」が、育ての親を人間として利用している (◎﹏◎)
う~ん、後味も悪いし。奇妙な映画を観てしまった(-_-;)
不気味で気持ち悪くて、何とも言えない感覚を味わえる映画です。
観終わった後、モヤモヤが残りました。
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